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○ぽろ☆さんのコーナ

・『ぽろ☆さん』とは

『ぽろ☆さん』は、大阪府堺市にある南部障害者解放センターの機関誌に、十五年にわたって連載された漫画です。
大阪の片隅にあるグループホームの現場での、時にはユーモラスな、時にはシビアな日常を描き、多方面から評価を受け、朝日新聞でも紹介されたことがあります。
障害者事情、介護や福祉の現場、ボランティアの実際などに興味のある方は、ぜひともご覧になってください。

・『ぽろ☆さん』をよむ
『ぽろ☆さん』は「南部障害者解放センターニュース」№81（1993年11月号）から連載が始まり、№230（08年3月号）の第150話まで続きました。それらの作品は総集編全3巻としてまとめられています。ここで挙げる3話はそれぞれの総集編から作者の森本さんに択んでもらいました。 ⇒

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「ぽろ☆さん」登場人物紹介

○ぽろさん
グループホーム「雑草の家二号」に住む脳性まひ障害者。
言語障害がきつく、慣れていないと言葉の聞き取りは難しい。
阪神ファンで、阪神が勝っても負けても酒を呑む毎日。

○坂田さん
グループホームでぽろさんと共に暮らす脳性まひ障害者。
タバコ、パソコン、麻雀が趣味。電動車いすでよく一人で出歩いている。

○木田さん
グループホームでぽろさんと共に暮らす脳性まひ障害者。
障害はそれほど重くなく、長い距離でなければ杖で移動する。ホーム内でただ一人の巨人ファン。

○松山さん（第105話登場)
ぽろさん達が新しいグループホームに転居した際に同居を始めた脳性まひ障害者。
電動車いすで出歩くのが大好き。自立生活にはまだ慣れてない面が残っている。

○谷くん　
ぽろさんの介護者。直情径行猪突猛進の元気者で、細かいことは気にしない。
料理は爆裂に下手糞である。熱狂的な阪神ファンで、タイガースのことになると他のものが目に入らなくなってしまう。

○畑くん　
ぽろさんの介護者。素直でまじめな性格だが、少し気の弱いところも。
いちおう恋人がいるらしいが、作者からはその設定を完璧に忘れられている

○山口くん　
ぽろさんの介護者。スマートな外見どおりの才人で、どんなことも卒なくこなし、後輩からの相談ごとにも気さくに応じている。
無類の女好きで、ガールフレンドは数知れず。

○金井くん　
坂田さんの介護者。生真面目すぎる性格で、考えすぎて融通の利かない一面も。
最近は谷くんや山口くんの影響で、だいぶ角が取れた模様。

○北くん　
ぽろさんの介護者。常に自分のことしか考えていないマイペース人間。
そのため周囲に迷惑をかけているという自覚はまるでなく、しょっちゅう谷くんにどつき倒されている。

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